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MASUDA CO., LTD.
戸建住宅など小規模構造物の支持力特性を把握するための地盤調査方法として、スクリュー付きロッドに最大1kN(100kg)の重りを載せ、貫入と同時に回転させながら地盤の硬さ、密度、および土層の構成を調査する方法として多く利用されています。この方法はJIS規格に基づく試験であり、土の採取を伴わないため、土質の判定は推定に基づきます。
工法の特徴 |
・調査可能深度は10~15m程度 ・試験装置・方法が簡単で容易に試験が可能 ・換算N値が求まる。 ・国土交通省告示1113号が適応され、許容応力度が求まる ・礫質土層の硬い地盤では貫入不能となる ・土質の判定は推定となる |
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スクリューウエイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)の結果が同じでも、異なる土質であれば、基礎の計画が全く異なることがあります。そのため、正確な土質判定のためにはハンドオーガーによる試料採取が必要です。
土質による性質 |
・「腐植土(有機質土)」、「粘性土」は「圧密沈下」が問題になる場合がある ・「砂質土」は、地震時の「液状化」が問題になる場合がある |
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浸透試験のボアホール法は、地盤の透水性を評価するために使用される試験方法です。ボアホール(掘削孔)を掘り、その中に水を注入して水位の変化を測定します。これにより、地中での水の浸透速度を把握し、地盤の透水係数を求めることができます。この方法は、特に建設現場や土木工事での地盤調査に役立ち、地盤の安定性や水管理のための重要なデータを提供します。
工法の特徴 |
・試験装置が比較的簡単で、迅速に実施できる。 ・比較的低コストで地盤調査が可能。 ・地盤の透水係数を測定し、地盤の水の流れや浸透性を評価する。 ・さまざまな地質条件に対応可能で、特に深部地盤や地下水位の把握に有効。 ・現場で直接実施でき、即座に結果を得ることが可能。 ・土質や環境に依存するが、適切に実施すれば高精度なデータが得られる。 |
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サウンディングとは、ロッドにつけた抵抗体を地中に挿入し、貫入、回転、引き抜きなどの抵抗から土層の性状を探査することです。
一般的にサウンディングは業社間で分業されることがありますが、株式会社増田では測量からサウンディング、立ち会い、開発、確認申請までを自社内でワンストップで実現。たとえ問題が起きても責任の所在が明確なので、スピーディーかつ的確な対応が可能です。